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ニキビ

 


健やかな肌の軌跡を、ともに歩む。
 


▍院長から一言
 

 

ニキビは、医学の世界では「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」という名前の立派な皮膚の病気です。単なる一時的な肌荒れではなく、早く適切な治療を始めなければ、一生残るニキビ跡(瘢痕)になってしまう可能性があるものです。

今はインターネットで多くの情報を得ることができますが、中には根拠のないケアも多く、良かれと思って始めた習慣が、かえって肌のバリア機能を壊してしまっているケースも少なくありません。

当院の役割は、科学的な根拠(EBM)に基づいた正しい知識を共有し、あなたの肌に本当に必要な選択肢を提案することです。今のニキビを治すだけでなく、未来の肌を好きになれるように。しっとりと、そして着実に、健やかな肌を一緒に目指していきましょう。


敵を知り己を知れば百戦危うからず
 

 

​自分のニキビの状態を把握でるよう、アプリを入れて撮影しましょう!

ニキビアプリ.png

 

まずは戦う相手である「ニキビ」について自らも学びましょう!

ニキビボタン.png


▍ライフスタイルとニキビ:科学が示す事実
 

 

日々の習慣とニキビの関係は、近年の研究で具体的にわかってきています。

・食事とインスリンの反応 血糖値を急激に上げる「高GI食品」の摂りすぎは、体内のホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を促すことがデータで示されています。無理なダイエットや制限ではなく、血糖値を安定させるバランスの良い食事が、結果として肌を落ち着かせます。

 

・睡眠と肌の修復力 睡眠不足はストレスホルモンを増やし、肌のバリア機能を低下させます。特に大人の女性のニキビは、生活リズムの影響を強く受けることが臨床的にも明らかになっています。


▍スキンケアの再定義:洗顔から化粧まで
 

 

スキンケアの基本は、肌への刺激を減らし、足りない成分を補うことにあります。

・洗顔は「優しさ」がすべて 洗浄力が強すぎる洗顔料は、肌に必要なセラミドなどの保湿成分まで流してしまいます。理想は、たっぷりの泡で肌を包み、摩擦を一切起こさない洗顔です。32〜34℃のぬるま湯で、優しく丁寧に流してください。

・機能性化粧品の役割 ニキビの塗り薬は、時に乾燥や赤みなどの副作用を伴います。当院では、薬の効果を助けながら肌を保護する「ノンコメドジェニック(ニキビになりにくい)」処方の化粧品や、皮脂の酸化を抑えるビタミンC誘導体配合の製品を、治療の大切なパートナーとして推奨しています。​​


▍生活で気をつけて欲しいこと
 

□ 洗顔は1日2回、こすらず泡で優しくおこなってください。

□ 高血糖や乳製品が悪化因子と言われていますので、一度にたくさん甘いものを食べたり、乳製品の過剰摂取は避けてください。

□ 夜更かしをすると悪化しますので早寝早起きを心掛けましょう。

​□ ニキビを触ったり潰そうとしたりすると悪化したり跡になったりしやすくなるのでしないようにしてください。

​□ ストレスも悪化因子となります。マインドフルネス(瞑想やヨガなど)もよいと言われています。

​□ 極力マスクは使用しないように。どうしてもしなければいけない時は刺激の弱いインナーマスクを着用してください。

デコルテや背中のニキビは刺激を減らすだけで改善することがあります。

□ 身体を洗う際は、タオルなどで擦らず泡で優しく手洗いしましょう。

​□ 肌着は、化学繊維は避け、ふんわりとした柔らかい綿100%のものを選びましょう。

院長オススメのインナーマスク.png


▍保険診療:世界標準の治療からスタート
 

 

日本のニキビ治療は、世界的に認められたガイドラインに沿って行われます。まずは保険診療で土台を整えることが大切です。

・毛穴の詰まりへのアプローチ 現在は、ニキビの元となる「毛穴の詰まり」を直接解消する塗り薬が進化しています。早期からこれらの薬を使うことで、ニキビ跡になるリスクを大きく下げられることが証明されています。

・お薬の適正な使用 飲み薬の抗生剤は、必要な時に、必要な期間だけ使用します。これは、薬が効かなくなる「耐性菌」を防ぎ、あなたの肌を長期的に守るための大切なルールです。

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▍自由診療:一歩先の美肌を目指すケア
 

 

保険診療で炎症を抑えたあと、さらに状態を良くしたい方や、繰り返すニキビに悩む方には、専門的なケアを提案しています。

・イソトレチノイン内服:

ビタミンA誘導体の一種で、重症のニキビ(難治性ニキビ)に対して非常に高い効果を発揮する内服薬です。皮脂の分泌を強力に抑え、毛穴の詰まりや炎症を改善します。​

・ケミカルピーリング:

肌の表面に溜まった古い角質を優しく取り除き、毛穴の通り道を整えます。これにより、塗り薬の浸透が良くなり、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)がスムーズになります。

・ブルーレーザー:

青色の光には、ニキビの原因菌を殺菌する働きがあります。熱によるダメージが非常に少ないため、肌への負担を抑えながら、今の炎症を早めに鎮める手助けをします。


▍当院が厳選したデイリーケア製品
 

 

診察室以外の時間も肌を健やかに保てるよう、成分と効果にこだわった製品を揃えています。

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▍ニキビよくある質問
 


▍院長からメッセージ
 

 

ニキビ治療に、魔法のような近道はありません。しかし、正しい道は確実に存在します。 玉名で長く皮膚科診療を続けてきた当院だからこそ、一人ひとりの悩みに誠実に向き合い、納得のいく治療を届けていきたいと考えています。

鏡を見る時間が、少しでも穏やかなものになりますように。 スタッフ一同、心を込めてお手伝いします。

​© 2022-2026 永田皮ふ科医院

熊本県玉名市の皮ふ科医院

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