ブルーレーザー
多様な皮膚トラブルに対応可能
□ 殺菌効果
□ 麻酔不用
□ 出血なし
□ 治療時間が短い
□ 優れた正確性
【 適応疾患 】
にきび治療、血管病変、表在性色素性病変、黒子、脂漏性角化症など
ブルーレーザーについて
ブラウマン450nmレーザー
ブラウマンは周辺組織の熱損傷を抑え、ヘモグロビンとメラニンを選択的にターゲットとする(選択的光熱融解理論)ことで、良性の血管病変、皮膚病変、色素性病変を治療します。
□ 良性の血管病変治療では、レーザー光が血中のヘモグロビンに吸収され、発生する熱によって光凝固が起こります。熱は血管壁に伝達され、最終的には血管を破壊して再疎通を防ぎます。レーザーで個々の血管治療ができますが、基礎疾患により新たな血管が出現することもあります。
□ 良性の色素病変治療では、レーザー光は病変部の表層メラニンに吸収されます。色素細胞は変性して色が濃くなり、表面に浮き上がってきて2週間ほどで剥がれ落ちます。
□ 皮膚病変やイボ治療では、長いパルスのレーザー光がヘモグロビンに吸収され、病変部が加熱されて温度が上昇し、組織を蒸散させます。
禁忌と注意事項
kakko
【禁忌】
□ 妊婦の方。
□ 皮膚がんの治療を受けている方。
【注意事項】
□ 異形母斑や疑わしい色素性病変。
□ タトゥーやアートメイク、金属や電子インプラント上およびその周辺。
□ 過去6ヶ月以内にアキュテインを服用した患者さん。
□ 抗凝固剤は紫斑やアザのリスクを高める可能性があります。
□ 白斑は色素脱失を起こす可能性があります。
□ ヘルペス患者には、抗ウィルス薬による予備治療が必要な場合があります。
□ ケロイドや肥厚性瘢痕の既往症がある患者さん。
□ 開いたキズ上への施術。
□ 良性であることがわかっている病変のみに治療。
□ レーザーエネルギーが発毛に影響を与える可能性があるため、毛の生えている部位を治療する場合は注意が必要です。
治療前の準備
・局所麻酔はオプションで実施可能です。
・化粧や局所麻酔薬はすべて拭き取り、患者さんの皮膚を清潔にします。
・毛が多い場合は施術部位を剃毛してきてください。
・治療経過を追うために、初回の治療前に治療箇所の写真を撮影します。
・レーザー光から眼を護るため、アイシールドを装着します。
合併症回避のために
・治療前の4週間は、日焼けマシーンや人工的な日焼け(日焼けスプレー、日焼けローションなど)を含む日焼けを避けてください。
施術部位に日焼けが残っている場合は、有害事象の発生リスクが高まります。
・治療前に化粧を全て落としてください。
・肌の色が濃い方は合併症や色素沈着のリスクが高くなります。
・注入物や毒素性が含まれる皮膚上を施術した際の反応は不明です。
・美容インプラントや糸を使用している箇所の反応は不明です。
・歯のエナメル質を保護するために、唇と歯の間に湿らせたガーゼを挟む場合があります。
治療法の選択
ブルースポット
ブルースポットは正常組織のダメージを抑え、
メラニンやヘモグロビンに吸収されピンポイントで病変を凝固・蒸散します。
ブラウマン社のブルーレーザーは、450nmという短い波長かつ0.3×0.1mmの微細なスポットで、病変部にあるメラニンやヘモグロビンにピンポイントで吸収され、除去することが可能です。
□ 適応疾患
1:色素性皮膚病変(ホクロ、年齢イボ、スキンタッグ、厚みのあるシミなど)
2:血管病変(拡張して透けて見える毛細血管、赤イボ[さくらんぼ状血管腫]、蜘蛛の巣状血管腫など)
3:その他皮膚病変(汗管腫や脂腺増殖症など)
□ 施術について
・予約なしで当日施術可能(外用麻酔ありは後日施術となる場合があります)。
・治療回数:多くは1~2回(対象によってはさらに複数回)。
・治療間隔:同一部位の再発であれば最短でも6週間以上経過して再治療。
・副作用:痛み、キズ痕(肥厚性瘢痕・ケロイド含む)、色素沈着・脱失など
・特に大きく深い病変の場合は、隆起などは改善されますがキズ痕は必発です(体質などにより残り方は異なります)ので留意ください。
・キズ痕に配慮し浅く処置した場合、深部に残った病変が再発することがありますが、その場合は追加治療が必要となります。
※ 小さい病変は原則無麻酔で実施可能ですが、「病変が比較的大きい場合」や「痛みに弱い方」などは麻酔(外用麻酔や注射麻酔)を実施した方がよい場合もありますので相談ください。
※大きく深い病変などは、一度で除去しようとするとキズ痕が強く残る可能性が高まるため、「手術による切除」または「分割して実施」するほうが望ましい場合もあります。
□ 施術後の留意点とアフターケアについて
・あざ、あかみ、腫れ、じんましん反応が一般的に見られますが、時間の経過とともに治まります。水疱ができた場合は創傷として取り扱います。
・施術した色素病変は24~48時間以内に色が濃くなります(茶色~黒色)
・施術部位のかさぶたは通常1~4週間で剥がれ落ちます。
・深部組織の損傷により、創傷治癒の期間が延びる可能性もあります。
・病変の大きさや深さにより複数回の治療が必要になる場合もあります。
・PIH(炎症後の色素沈着)のリスクを最小限に抑えるために、日焼けを避けてSPFの高い(UVA/UVB)日焼け止めを使用してください。
・治療後数日間は、皮膚刺激(トレチノイン、レチノール、過酸化ベンゾイル、グリコール酸/サリチル酸、収斂剤などを含むもの)は避けてください。
・治療後1~2日間は体を温めること(長時間の入浴やサウナなど)を避けてください。
・治療後4~6週間より前の再治療は推奨しません。
・水ぶくれ、過度の赤みや腫れなど気になることがあれば、受診してください。
□ 料金
・ ホクロ、厚みのあるシミ、脂腺増殖症など(状態によっては手術による切除をお勧めする場合もあります)
1~3mm:3,300円/個
4~9mm:5,500円/個
10~14mm:7,700円/個
※ 当レーザーでの施術は15mm以上は実施しておりません。それ以上の大きさについては手術など他の方法を検討しますので相談ください。
※ ホクロの場合は治療から3ヶ月以内での再発は1,100円/個
・多発性の汗管腫や稗粒腫の場合:1回の施術は200ショット上限:16,500円
・血管病変(拡張して透けて見える毛細血管、赤イボ[さくらんぼ状血管腫]、蜘蛛の巣状血管腫など)
1回の施術は100ショット上限:11,000円
・麻酔(外用麻酔、注射による麻酔)
外用麻酔、注射麻酔いずれも:1,100円/個(麻酔テープの場合3.05×5cm1枚につき)
※ 注射による麻酔では、注射時の痛みはありますが、施術時の痛みはほぼありません。
※ 外用麻酔は、施術時の痛みが軽減はされますが、完全に無痛ではありません。
※ 外用麻酔は、施術の1時間前に塗布(貼付)となりますので、時間的制約があります。
※初診料:1,500円(再診料:500円)
※当院は全て税込価格表記となります。
ブルージェネシス
ブルージェネシスによるフェイシャルクレンジング
ブルージェネシスで、健康的でツヤのある肌を手に入れましょう
ブラウマン社のブルーレーザーは、専用のハンドピースで病変を開いて殺菌洗浄ができるフェイシャルクレンジングが可能です。健康的で明るいお肌を手に入れるための新しいクレンジング法です。従来のクレンジング法は上層の角質を取り除き、清潔で均一な肌に仕上げるものでした。しかし皮脂腺が塞がれると皮膚は乾燥し、ハリやツヤが失われ、感染症にも敏感になります。そこで、ブラウマンでは新しいクレンジング法を行い毛包経路の詰まりを取り除き、皮脂を抽出します。毛穴の詰まりが解消されると肌は通常の脂質膜を再び生成し、皮膚を保護するだけでなく、健康で明るい肌を取り戻すことができます。
□ 期待できる効果
・ 肌質の改善
・ 毛穴開大の軽減
・ 赤みの軽減
・ 毛細血管拡張症治療
・ 表面の引締め効果
□ 施術について
・施術は原則予約(電話予約不可)となります。
・専用ハンドピース(10×10mm)を用いて顔全体にブルーレーザーを照射します。
・痛み:熱感がありますが痛みはほとんどありません(麻酔不要)。
・治療回数:5回~10回
・治療間隔:1週間~3週間
・副作用:ごくまれに発赤や軽い火傷を引き起こす場合があります。
・ダウンタイム:ありません。
□ 料金
・ブルージェネシス(中空照射)
全顔:5,500円
※初診料:1,500円(再診料:500円)
※当院は全て税込価格表記となります。