ライムライト
光治療器CUTERA社Xeoの「ライムライト」を用いたフォトブライト
フォトブライトは広い波長帯の光エネルギーが作用し、シミのみならず真皮コラーゲンや血管などにも作用し若々しく透明感のある肌へ導きます。
ライムライトとは
一本であらゆる日本人の肌色に対応できることが実証されたハンドピースです。
□ 特徴
開発に日本人の意見を取り入れた新しいハンドピースです。
ハンドピース1本で波長、パルス幅、クーリングの温度設定を組み合わせることによって多様な皮膚老化症状に効果を発揮します。
波長特性:3段階の波形をタッチパネルで変更できます。
発振波長520-1100nmの成分を有効にコントロールすることによって、メラニン・ヘモグロビンの吸収率を調整。その結果、色素病変・血管性病変の両方に確かな効果が得られます。
スポットサイズ1×3cmサファイアの扱い易いチップデザインです。
連続照射時間が短く、施術時間の短縮を可能にします。
光治療器の中でも特に、痛みと効果のバランスが優れたハンドピースです。
□ 安全性
出力を上げるとパルス幅が自動調整されます。
優れたコンタクトクーリング機能によって高い安全性が得られます。
□ 機器概要
光源:キセノンフラッシュランプ
波長帯:520-1,100nm(波長ピーク値はA/B/Cの各モードによる)
出力:5 to 30J/cm2
パルス幅:Automatic(A/B/Cの各モードによる)
スポットサイズ:10×30mm
繰り返し頻度:Up to 2Hz
先端クーリング装置:コンタクトクーリング5~20℃
出力補正装置:起動時自動出力補正リアルタイムキャリブレーション(照射中)
電源:100V 20A
適用:表在性色素性・血管性病変
□ 適応と適応外
適応
・シミ
・ソバカス
・毛細血管拡張症
・肌の質感の乱れ
・小じわ
・毛穴の開き
・赤ら顔
・にきび跡の赤み
適応外
・太田母斑
・遅発性太田母斑様色素斑
・色素性母斑
・脂漏性角化症など隆起性病変
□ 禁忌および適応注意
-禁忌-
□妊娠中の方
□悪性腫瘍および疑いのある方
-適応注意-
□ケロイドの既往の方
□てんかん発作の既往の方
□日焼けしている方
□白斑の病歴のある方
□ヘルペスの病歴のある方
□アキュテイン・アスピリン・イブプロフェン、ハーブ類、ビタミン剤、抗凝固薬の内服の方、金療法をしている方
□ペースメーカーまたは除細動器を使用中の方
□施術部位におけるアートメイクを含む刺青のある方
□切り傷・炎症・術後瘢痕への施術
□糖尿病・抗凝固療法・アルコール中毒の治療中の方
□アトピー性皮膚炎の部位への施術
□肝斑
□ 作用について
【表皮に対する作用】
メラニンに反応→しみ・そばかすを改善します。
ターンオーバー促進→停滞したメラニンの排泄を促進します。
【真皮に対する作用】
拡張した血管に反応→毛細血管拡張症を改善します。
線維芽細胞、真皮コラーゲンへの熱作用→コラーゲン増生を促し肌の質感、はり、毛穴の開きを改善します。
□ 施術の流れ
麻酔は不要、お化粧を落とし準備完了です。
眼を保護するためのゴーグルをします。
肌の状態に合わせて照射をします。照射は顔全体の場合で10~15分程度です。
照射後メイクして帰宅も可能です。
□ 内容と術後の処置
・洗顔は冷水で行ってください。
・強い痛みがある場合、ジェルパックや冷やしたタオルなどを使いクーリングしてください。
・処置した色素病変は通常濃色化し、数日中にマイクロクラスト(細かいかさぶた)の形成が始まります。これは通常1~3週で脱落します。
・マイクロクラストがある間は保湿剤を使用してください。
・治療の間隔は3~4週が推奨されます。
・局所性の赤みが出現することがありますが、通常24~48時間以内に消失します。
・熱傷または何らかの副作用が生じた場合は、医師の指示のもと抗生物質軟膏や抗炎症剤などの処方が推奨されます。
・治療期間中は日焼け止めを使用し、日差しが強い場所などへの外出を避けてください。
・治療直後から化粧をすることができます。
・色素性病変については通常3~5回の施術が必要です。
・症状が改善された後は、メンテナンスのために3ヶ月に1回程度の治療お勧めします。
□ 料金
・両頬+鼻+顎:10,000円/回
・全顔(上記+額):13,000円/回
・両手背:10,000円/回
・両前腕(手首~肘まで):15,000円/回
※初診料:1,500円(再診料:500円)
※当院は全て税込価格表記となります。
実施例
■ フォトブライト(ライムライト)
※ 写真は当院で実際に施術した患者さんの1例です。