シミ・クスミ
シミ・クスミ治療に近道なし
※ 当院にシミ・クスミ治療を受けられる方は、大変ですが頑張って一通り目を通して来院ください!
▍紫外線対策
1.物理的遮蔽(肌負担少なくこれが最強)
□ 物理的遮蔽とは?
物理的遮蔽とは、日焼け止めなどの化学的な遮断ではなく、「物」によって日光を物理的に跳ね返したり、遮ったりすることを指します。
なぜ物理的遮蔽が重要なのか?
肌への低刺激: 日焼け止めの成分(紫外線吸収剤など)による肌荒れのリスクがない。
塗り直しの不要: 汗で落ちる心配がなく、身につけている限り効果が持続する。
遮断率の高さ: 高機能な遮光具は、紫外線を99%以上カットできる。
□ 物理的遮蔽の主な手段と選び方
① 日傘(完全遮光タイプ)
最近のトレンドは、表面で光を反射し、裏面の黒色で地面からの照り返しを吸収するタイプです。
選び方のコツ: 「UVカット率」だけでなく、光を一切通さない「完全遮光(遮光率100%)」と表記されたものを選びましょう。
② 衣服・アームカバー(UVカット素材)
布の隙間から入り込む「透過紫外線」に注意が必要です。
UPF(Ultraviolet Protection Factor): 衣類の紫外線保護係数。UPF50+が最高値です。
色と密度: 一般的に黒などの濃い色や、編み目の詰まった生地の方が遮蔽率は高くなります。
③ 帽子・サングラス
帽子:つばが7cm以上あると、顔に当たる紫外線を大幅にカットできます。
サングラス: 目から入る紫外線は脳を刺激し、メラニン生成を促す原因になります。「UV400」などの規格を選び、横からの侵入を防ぐ大きめのデザインが理想的です。
2.日焼け止め(あくまで物理的遮蔽の補助)
□ 当院が厳選した2つのドクターズ日焼け止め
レーザー治療やピーリング、ガウディスキン等の治療期間中、お肌は普段よりもずっと紫外線のダメージを受けやすくなっています。この時期に紫外線を浴びてしまうと、せっかくの治療が台無しになるばかりか、新たなシミの原因(炎症後色素沈着)を作ってしまうことも。
当院では、「肌への優しさ」と「確かな遮断力」を両立した、医療機関専売の2ブランドを推奨しています。
①【保湿・高機能】プラスリストア「UVローション」
~レーザー後のデリケートな肌を、隙なく守りたい方に~
・最強の遮断力: SPF50+ / PA++++ で、強力な紫外線から肌を保護。
・近赤外線・ブルーライトもカット: 日焼けだけでなく、スマホやPCの光、熱によるダメージからも肌を守ります。
・抗炎症・抗酸化成分配合: ビタミンCやフラーレンなど、治療後の赤みを抑え、美肌を助ける成分が凝縮されています。
・さらっとした使用感: ローションタイプなので伸びが良く、白浮きしにくいのが特徴です。
②【低刺激・肌に優しい】ビューティフルスキン「ノンUVミネラルパウダー」
~肌を休ませたい時、メイクの上から塗り直したい方に~
・成分は「ミネラルと酸化亜鉛」だけ: 界面活性剤や防腐剤を含まないため、敏感肌や治療中でヒリつきやすい時期でも安心。
・「こすらない」塗り直しを実現: 日焼け止めは数時間おきの塗り直しが必須。パウダータイプなら、メイクを崩さず、肌をこすることなく、上からポンポンと重ねるだけでUVカット効果を復活させられます。
・石鹸でオフ可能: 強いクレンジングが不要なため、摩擦によるダメージを徹底的に排除できます。
□ 上記2製品の「賢い使い分け術」
当院では、この2つを組み合わせた「ダブルガード」を提案しています。
1.朝のベース作り: プラスリストアのローションをムラなく塗り、土台をしっかり固めます。
2.日中の塗り直し: 3時間おきにビューティフルスキンのパウダーを重ねます。これにより、肌をこすらずに一日中高い遮断力を維持できます。
□ 医師からのメッセージ
「日焼け止めを塗るのが面倒…」というお気持ちはよく分かります。 ですが、日焼け止めは、どんな高価な美容液よりも優れた「アンチエイジング薬」です。特に、当院でシミ治療を受けておられる方は、日焼け止めまでが「治療の一環」だと考えてください。
3.紫外線による細胞障害の軽減
身体の中から「透明感」を育てる。飲む日焼け止めサプリ「ソルプロプリュス」
シミやくすみのない肌を目指すなら、外側からのガードだけでは不十分です。 当院では、紫外線によるダメージを内側からリセットし、肌の「焦げ」とも言われる糖化を防ぐ「ソルプロプリュスホワイト」を推奨しています。
□ 紫外線による「酸化」を防ぐ:ニュートロックスサン
ソルプロの主成分である「ニュートロックスサン」は、シトラスとローズマリーから抽出された天然のポリフェノールです。
・ダメージの蓄積を防ぐ: 紫外線を浴びた際に体内で発生する「活性酸素」を強力に除去し、赤みや炎症を抑えます。
・継続でガード力がアップ: 毎日飲み続けることで、肌が本来持つ紫外線に対する抵抗力が高まります。
□ 肌の「焦げ(糖化)」を抑える:AGハーブMIX
「最近、肌が黄色くくすんできた」「透明感が出にくい」と感じることはありませんか? その原因は、体内の余分な糖分がタンパク質と結びついて肌を茶褐色に変える「糖化(とうか)」かもしれません。
・黄ぐすみの予防: 4種類のハーブを配合した「AGハーブMIX」が、糖化によって作られる老化物質(AGEs)を抑制。
・ハリの維持: 糖化は肌のコラーゲンを破壊し、シワやたるみを引き起こします。ソルプロは、色だけでなく「質感」の老化も防ぎます。
□ こんな時に「ソルプロ」が選ばれています
・絶対にシミを作りたくない: 塗る日焼け止めだけでは防ぎきれない隙間を埋めたい。
・レーザー治療前後: 照射による炎症を最小限に抑え、治療効果を高めたい。
・日焼け止めを塗り直せない: 忙しい仕事中や、スポーツ、レジャーの際に。
・全身ケアしたい: 目や頭皮、手の甲など、塗ることが難しい場所まで守りたい。
□ 医師からのアドバイス:将来への投資として
シミ・くすみ治療のゴールは「今ある色を消すこと」だけではありません。 大切なのは、「10年後もくすまない肌を維持すること」です。
紫外線対策(酸化対策)と糖化対策を同時に行えるソルプロは、まさに「未来の肌への投資」です。1日1カプセル、朝の習慣にするだけで、透明感の持続力が劇的に変わります。
▍摩擦による刺激の回避
1.洗顔について
① 泡は「レモン1個分」の弾力泡で
指が肌に直接触れるのはNG。手のひらと顔の間に「泡のクッション」を挟みます。手を逆さにしても落ちないくらいの硬い泡が理想です。
② 「押す」だけで「こすらない」
指を横にスライドさせるのは厳禁です。
・Tゾーン: 指の腹で泡を優しく押し当てるように。
・頬(肝斑ゾーン): 泡をのせて、数秒待つだけで十分です。
③ 32℃前後の「ぬるま湯」で流す
熱すぎるお湯は乾燥を招き、冷たすぎると皮脂が落ちません。 シャワーを直接顔に当てるのは、水圧による摩擦(刺激)になるため、必ず「手にお湯をためて」優しくすすいでください。
④ タオルは「吸わせる」だけ
タオルでゴシゴシ拭くのは、最後の最後で肌を傷つける行為です。清潔なタオルを顔に軽く押し当て、水分を吸い込ませるだけにしましょう。
2.化粧について
① ベースメイクの鉄則は「スタンプ塗り」
ファンデーションや日焼け止めを伸ばすとき、指やスポンジを「スーッ」と滑らせていませんか?
基本の塗り方: 指の腹やスポンジを使い、「垂直にトントンと置く」イメージで。
肌を動かさない: 鏡を見た時に、皮膚が左右に揺れていたら「力が強すぎ」のサインです。
コンシーラー: シミを隠したい時こそ、指で練り込まずに、置いた後に周りの境界線だけを優しく叩いて馴染ませます。
② アイメイク・チークも「置き」が基本
アイライン: まぶたを指で引き上げながら描くのは、摩擦とたるみの原因に。極力、筆圧のかからない柔らかいアイライナーを選びましょう。
チーク: ブラシで何度も往復させるのはNG。大きめのブラシに粉をしっかり含ませ、一度で「ポン」と置くようにのせるのがベストです。
③「落としやすさ」で選ぶ
摩擦を減らす最大のコツは、実はお化粧の「落とし方」にあります。
石鹸オフ・お湯オフの活用: 強力なファンデーションを落とすためにクレンジングでゴシゴシ洗うくらいなら、最初から「石鹸で落ちる」ミネラルメイクや、お湯で落ちるマスカラを選ぶのが正解です。
ポイントリムーバー: アイメイクだけは先に専用のリムーバーをコットンに浸し、5秒置いてからそっと拭う(こすらない)ことで、顔全体の摩擦時間を短縮できます。
3.装着物について
①マスクによる摩擦対策
マスクの着脱や、会話中のズレは、不溶性色素沈着や肝斑の大きな要因です。
サイズ選びが最重要: 小さすぎるマスクは常に肌を圧迫し、大きすぎると会話のたびに上下に動いて擦れます。「自分に合ったサイズ」を妥協なく選びましょう。
素材の工夫: 不織布のザラつきが気になる場合は、内側にシルクや綿のインナーシートを挟むか、肌当たりが極めて柔らかい低刺激タイプの不織布マスクを選んでください。
ワセリンで「保護膜」を作る: マスクの縁が当たる頬の高い部分や鼻筋に、あらかじめ少量のワセリンや保護クリームを塗っておきましょう。油分の膜がクッションとなり、直接の摩擦を軽減します。
②眼鏡による摩擦(鼻パッド)対策
眼鏡の鼻パッドが当たる部分は、メラニンが沈着しやすく、黒ずみ(色素沈着)になりやすい場所です。
シリコン製パッドへの交換: 硬いプラスチック製よりも、柔らかいシリコン製の方が圧力が分散されます。
フィッティング調整: 鼻だけに重さがかからないよう、耳の後ろのテンプル(つる)を調整し、顔全体で支えるように眼鏡店で調整してもらいましょう。
③フェイスシールド・帽子・ヘルメット
仕事や趣味で使う装着物も、意外な伏兵です。
おでこの摩擦: 帽子の縁やフェイスシールドのスポンジ部分が当たる場所は、生え際のシミの原因に。
対策: 接触部分を清潔に保つのはもちろん、当たる場所にハイドロコロイドシール(薄手の保護シール)を貼って物理的にガードするのも一つの手です。
▍医師による診断と状態把握
正確な治療は「正しく知る」ことから。
当院のシミ・クスミ診断
シミやクスミと一言で言っても、その種類は「老人性色素斑」「肝斑」「そばかす」「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」「炎症後色素沈着」など多岐にわたります。
これらは見た目が似ていても、原因やターゲットとする肌の深さが全く異なるため、診断を誤ると「効果が出ない」どころか、逆に「シミを濃くしてしまう」リスクさえあります。
当院では、科学的な「肌診断機」と、経験豊富な「医師による視診」を組み合わせ、最短ルートでの改善を目指します。
1.肌診断:
高精度肌診断機による「隠れたシミ」の可視化
当院では、肉眼では見えない肌の状態を可視化する肌診断画像装置のre-Beau2を導入しております。
・「隠れジミ」の発見: 今は表面に出ていない、数年後に現れるシミ予備軍を確認。将来のエイジングを予測した予防提案が可能です。
・肝斑の早期発見: 肉眼では判別が難しい初期の肝斑を見極めます。
・経過の記録: 治療前後の写真を同条件で撮影・比較することで、なんとなくの主観ではなく、客観的な治療効果を実感いただけます。
2.シミ・クスミ診断:
医師による病態把握とプランニング
機械によるデータに基づき、医師が患者様のライフスタイルや肌の履歴(過去の治療歴や使用化粧品)を伺いながら診断を確定させます。
シミの「混在」を見極める:
シミに悩む方の約80%以上が、2種類以上のシミを併発しています。例えば「肝斑の上に老人性色素斑が乗っている」場合、いきなり強いレーザーを当てると肝斑が悪化します。当院では、どのシミから優先的に治療すべきか、優先順位を決定します。
「クスミ」の正体を突き止める:
クスミの原因が「メラニン」なのか、「血流不全による赤み」なのか、「糖化(黄ぐすみ)」なのか。原因に合わせた最短の治療法(IPL、ピーリング、内服、AZAクリア等)を選択します。
肌の「耐性」をチェック:
ガウディスキンやトレチノイン等のアグレッシブな治療に耐えられる肌状態か、まずはバリア機能を整えるべきかを判断し、無理のないスケジュールを組み立てます。
インターネット上には多くの情報がありますが、ご自身のシミの種類を正しく判別するのは非常に困難です。
「高い美白化粧品を使っているのに効果が出ない」 「レーザーを受けたいけれど、自分のシミに合うか不安」
そんな方こそ、まずは当院の診断を受けてみてください。現在の肌状態を「正しく知る」ことが、美肌への一番の近道です。

□ 肝斑(いわゆるクスミ)
肝斑のある方に刺激の強い治療を行うと肝斑を悪化させてしまう可能性があります。
肝斑がある場合は、強力な治療は極力避け、紫外線対策+スキンケア+飲む美肌治療+塗る美肌治療での治療開始を推奨しております。
状況に合わせてピーリングやトーニングなどソフトレーザーを考慮します。
あなたのお肌に少しでも境界がはっきりしないぼんやりとしたクスミがあると感じている方は一度受診してみてください。
肌画像診断機のre-Beau2で撮影することにより隠れ肝斑も見つけ出すことが可能です。
□ 老人性色素斑(いわゆるシミ)
少数のシミであればピコレーザーでの治療をお勧めします。
シミが多数ある場合には、ライムライト(光治療)を3~5回実施することをお勧めします。
シミに対する効果はピコレーザーの方が高いですが、ライムライト(光治療)はシミだけではなく肌質(ハリ・小ジワ・毛穴・赤みなど)の改善も期待できます。
その他、塗る美肌治療と飲む美肌治療など機械を使用しないマイルドな治療法も準備しております。
□ ソバカス(雀卵斑)
ライムライト(光治療)を数回することで改善されます。ピコレーザーも効果的です。
□ ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ピコレーザーを3~6か月間隔で数回行なうと改善されます。
ADMはレーザーを強く照射する必要があり、炎症後色素沈着が必発です。
炎症後色素沈着は平均3ヶ月ほどで薄くなりますが、半年~1年かかることもあります。