top of page

ピコレーザー
PICO LASER

enLIGHTen® SR

Cutera_Enlighten_SR_cart_OP1_010918.png
enlighten_handpiece_edited.png

ピコレーザーとは

 

ピコ秒レーザーはこれまでのナノ秒レーザーにくらべて、色素をより細かく小さく砕くことができるようになりました。大きい粒子より小さな粒子のほうが、より早く、きれいに除去されやすくなります。

ピコ秒とは.jpg

enLIGHTen(エンライトン)SRの特徴

 

エンライトン®は、肌治療に適した設定を実現するために開発された1064nm、532nmの波長を持つピコセカンドレーザーです。これまでのナノ秒レーザーにくらべ、ピコ秒(1兆分の1秒)の短い時間でレーザーを照射することにより、痛みも軽減され、ターゲットとするメラニン色素の周囲への熱の影響が少なく標的部位を粉砕できる良性色素性病変に対して理想的な治療法の一つです。赤みや点状出血のリスクも少なく、少ない回数で効果を実感できます。

パルス幅違い.jpg

 

今回当院に導入したCUTERA社の「enLIGHTen(エンライトン)SR」は、太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着などに保険適応を有しますが、アジア人の肌質に適した細かい照射設定ができるように開発され、ピコレーザー治療器の中でも美肌治療に特化しており、主としてシミ・そばかす・美肌治療に親和性があります。当機種は厚生労働省とアメリカFDAより承認された信頼性のある安全な医療機器です。 

※SRは、Skin Revitalization(肌再生)の略。

ピコレーザーの施術効果

 

​□シミ・そばかす・薄ジミ改善

□クスミ(肝斑)・色素沈着の改善

□ハリ・弾力アップ

□キメの乱れによる毛穴目立ち改善

□肌質改善

シミ・くすみ・そばかすといった色素の除去だけではなく、照射法を使い分けることによって、ハリ・弾力アップ・肌質改善など、高い美肌効果を発揮します。

ピコレーザーの照射方法

 

・ピコスポットレーザー(532nm・1064nm)

色の濃いシミやADM(後天性真皮メラノーシス)などを少ない回数でダメージを少なく治療できるようになりました。スポット状のソバカス・シミや肝斑の炎症後色素沈着リスクを低減しつつ薄くします(光治療と違いスポットだけを狙うので、取りたいシミだけを薄くします)。

・ピコトーニング

肝斑のクスミや炎症後色素沈着がQヤグトーニングに比べて色むらなくきれいにできます。クスミだけでなく肌全体の色調が明るくなることも期待できます。これまで施術しにくかった薄い色のシミ、肝斑に合併しているシミも数回の治療で改善が期待できます。また、肌のハリがアップし、キメが細かくなります。

・ピコフラクショナル

真皮のコラーゲンや弾性線維の産生を促すことで皮膚のハリ、毛穴の引き締め、小ジワの改善、ニキビ跡、ケロイド瘢痕などのお肌の悩みの総合的な効果が期待できます。リジュビネーションにも効果的です。従来のCO2フラクショナルレーザーなどと比較して、施術中の痛みも少なく、ダウンタイム(数日続く皮膚の赤みや腫れ)が短いことが特徴です。治療後の色素沈着も少なく、美白効果も期待できます。

各照射法や他施術を組み合わせて行うコンビネーション治療も可能です。

​このような方は施術できません

 

□妊娠中の方、またはその可能性のある方

□日焼けをしている方

□日焼けをする予定のある方

□ロアキュタン(ニキビ治療薬)その他ビタミンA誘導体による治療中の方

□治療終了後6ヵ月未満の、プロテーゼ、金属を挿入されている方。

ピコレーザー施術の流れ

​1:診察・カウンセリング

医師が診察を行い、症状や肌状態を診て、施術内容を決定します。

2:洗顔

施術日来院は極力ノーメイクでお願いします。

クレンジング、洗顔料、フェイスペーパー、ヘアキャップ等のご用意はあります。

3:施術承諾書

不明な点は気軽に質問ください。

施術後の注意点

リスク・副作用やけどや色素沈着のリスクがあるのでSPF50+、PA+++以上の日やけ止めを最低3ヵ月は使用し、日焼けしないように十分注意してください。

ピコレーザーのよくある質問

PicoGenesis_WhiteBKG_fix2_edited.png

 

Q. 痛みはありますか?

・ピコレーザー→照射範囲等によって個人差がありますが、パチっとはじくような痛みがあります。

・ピコトーニングとピコフラクショナル→パチパチとした油がはねるような連続した痛みがあります。

Q.ピコレーザーによるシミ治療のメリットは?

1.従来のレーザーやフォトフェイシャルでは取り切れなかった薄いシミにも効果を発揮する。

2.炎症後色素沈着のリスクが少ない。

3.術後のテープ保護が不要なことが、ピコレーザーによるシミ治療の優れているなどです。

Q. ピコスポットは何回でシミが除去でますか?

症状にもよりますが、一般的なシミの除去であれば、1~3回程度のピコスポット照射で効果を実感することもできます。

Q. 1度に広範囲をピコスポットで照射できますか?

広範囲に広がるシミ、ソバカスなどの照射に「指定ショット数打ち放題プラン」を用意しています。

Q. シャワーやお風呂は、いつから入れますか?

シャワー浴は処置当日から問題ないですが、入浴や運動はある程度赤みが治まるまでは避けてください。

Q. ピコレーザー後に気を付けることはありますか?

ピコレーザーを照射した部位は、しばらくの間、マッサージや脱毛治療、その他のレーザー照射を避けてもらう必要があります。日常ケアでは、日焼けには十分注意し、保湿をしっかりと行ってください。また、処方された内服薬・外用薬があれば医師から説明があった方法で忘れずに使用ください。

Q. 全てのシミや肝斑がピコレーザーで治療できますか?

シミや肝斑の症状や肌質によっては、ピコレーザー以外の治療を提案する場合があります。また、シミのように見えていても実はホクロや脂漏性角化症など別疾患だったというケースもあり、その場合はそれぞれに適した別の治療が必要となる可能性があります。医師が診察にて症状に合った治療法を提案しますので、まずは気軽に相談ください。


【重要】
 

治療には限界もあり、すべてのシミが完全になくなってしまうというわけではありません。また、一定のダウンタイムや、あとジミ(炎症後色素沈着)や白抜け(周囲と比し施術部が白くなる)などのリスクもありますことは了承のうえ施術に臨まれてください。
 

bottom of page